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インド視察通信

2024年2月3日~17日まで弊社代表溝田・CBO小牧がインドへ改めてビジネス視察へ参りました。​そこでご依頼いただきましたビジネストピックをいくつかご紹介いたします。

インドの自然の恵みを日本へ紡いでいきます

インドのある団体がインドの農産品の国外展開を模索していました。多種多様な農産物やその加工品がありますが、中でもマンゴーの日本輸出のサポート要請がありました。

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 2月13日、同団体のコミッショナーを務める方と面談。同団体はマハーラーシュトラ州の食品並びに医薬品を管理する行政機関です。コミッショナーは州の施策として、特にマンゴーの輸出について模索していました。採れたてのフレッシュマンゴーをすぐにフリーズドライしたものは美味なもので、これについても輸出したいとのお話がありました。JOINUSは国内での食品商社などとの連携を画策し、この美味しいマンゴーを日本の皆様にも賞味していただくべく、コミッショナーに協力をお約束しました。

黒砂糖生産で女性の就業応援を紡いでいきます

2月8日、インドで小規模の黒砂糖生産設備を運営、展開、及び製品販売を営む工場を視察しました。

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 同社創業者で代表のインド工科大学教授と化学博士号を持つ奥様に面談、お二人は長年の研究を経て小規模(2000平方フィート程度)の黒砂糖精製設備を開発し、現在はその工場を運営、並びにそのノウハウをインド国内に展開しています。この設備は小規模ながらも10トン/月の製造が可能です。そこでは8人程度の女性がその製造から出荷までの作業に当たり、女性雇用を促進しています。通常、男性中心の就業となりがちなこのような工場環境ですが、同社工場では女性が無理なく就業できる環境が備わっています。
 設備で生成される黒砂糖は一般的な化学添加物による不純物除去は行わず、同社が特許を持つ自然由来の添加物を利用した手法で不純物を取り除きます。この手法により一般的な黒砂糖に比べ25%以上高い純度を持つ製品となっています。製品群としては粉末タイプから粒子形状の粒度の異なる3種類があり、消費者の用途ごとに使い分けることができます。粉末状のものはカカオ、ターメリック、カルダモンなどを調合し、最適な風味で賞味することができるように配合研究されています。一般消費者やホテル、コーヒーショップ向けに販売されており、インド国内ではAmazonで購入可能で、顧客満足度は星4.6と非常に高い評価を受けています。


 JOINUSは同社より日本国内での黒砂糖製品販売、並びに製造設備の紹介につき要請を受け、展開に向けて鋭意準備しております。

日本の医療機器の技術をインドへ紡いでいきます

インドで医療機器を製造販売する会社は日本のある部品を探していました。

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 血圧計を主な製品として、それを製造・販売している同社の代表と面談。同社では水銀血圧計を取り扱っており、今後その血圧計に利用する水銀が規制対象になるため、電子血圧計製造への移行が不可欠となっていました。JOINUSは日本企業の持つ技術、並びに部品供給などについて橋渡しの要請を代表から受け、数件の提案をさせていただきました。インドは人口が多く、需要が旺盛で必要な台数も数千台にのぼります。

 同社は、インドの医療機器のトップサプライヤーリストに名を連ねるマハーラーシュトラ州プネー市に拠点を置く医療機器の大手販売者の1つです。Trade Indiaの認証済み販売者のリストにも掲載されており、最高品質のアネロイド血圧計、水銀フリーDAIL B.P.APPARATUSなどを提供しています。

日本のロジスティクス技術をインドへ紡いでいきます

 インドでロジスティックスシステムを提供するエンジニアリング会社が日本の技術提携先を探しており、2月7日、JOINUSはその橋渡しの要請を受けました。

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 同社の代表者、取締役3名と面談、インド国内の製造業、小売業、医薬関係など幅広い業態に向けて、その規模の大小関係なくロジスティックスシステムを提供しています。同社は今後のEコマースが劇的に拡大しているインドでのロジスティックス市場の動向を踏まえ、また同社の事業拡大へ向けて、ロジスティックスオートメーションの技術を開拓中でした。JOINUSは同社よりオートメーション技術の提携先獲得の支援の要請を受け、数件の提案をし、今後さらに調査を進め、提携実現に協力することをお約束しました。

 同社は、マハーラーシュトラ州プネー市に拠点を置き、ストレージソリューションとマテリアルハンドリング機器の提供において、インド国内での知名度が高い会社です。 「空間の中に空間を創造する」をモットーに 1991年に設立されました。これは単なる表現ではなく、同社の指針でもあります。 高度なスキルを持ち、高い信頼性、原則に基づいた価値観、柔軟な品質管理を備えた人間工学に基づいた物流ソリューションをお客様に提供します。

CO2排出ゼロ、廃棄物ゼロで日本とアジアを紡いでいきます

2月6日、インドで廃棄材の再生プラントを展開する会社が運営する再生工場を視察しました。

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 同社の会長・社長と面談、同社が運営する廃材再生プラントの工場を視察しました。廃棄プラスチック、廃棄タイヤを利用可能な資材(ガス、オイル、カーボン)に変換させる同社の技術は廃棄物を100%無くし、低圧低温の真空状態で連続稼働を可能にした優れた技術です。当技術により環境に優しいCO2排出ゼロ工場を実現しました。また、通常の再生プラント工場には大規模な設備/敷地が必要ですが、小規模(日次処理量4〜10t程度)な工場でも稼働可能な設計になっており、設備投資にかかる費用を削減いたします。

JOINUSは以下をミッションとしてこの事業を推進していきます。


●    完全循環型のインフラを構築し、社会に貢献する“廃棄物を生まれ変わらせて再生可能なエネルギー資源”を作っていく
●    勿体無い精神で廃棄物から原料を作ることで“ビジネスの新たなエコシステムを構築する”
●    地球環境保護をテーマに“捨てない”が実施できる社会貢献型ビジネスを創造する

 同社の廃棄材再生プラントはパイロリシスプロセスを採用しており、低熱環境でカテリスト(触媒)を利用して無酸素な状態で長ハイドロカーボンチェーン※を短ハイドロカーボンチェーンに変換し、プラスチックとタイヤゴムからガス・液体燃料・カーボンを精製します。

​※ハイドロカーボンチェーンは炭化水素の鎖状化合物のことで、炭化水素は石油や天然ガス等の主成分の総称です。
炭化水素は分子が結合している長さにより識別され、長ハイドロカーボンチェーンは長鎖炭化水素構造をもち、短ハイドロカーボンチェーンは短鎖炭化水素構造をもちます。鎖状になっている分子を断ち切り、長鎖から短鎖に変換することで、長鎖状に結合しているプラスチックを短鎖状に結合しているガスやオイルに分解します

癌新薬と投資家を紡いでいきます

 インドの製薬会社で癌の新薬の臨床試験を推進中、次なる第3フェーズへの出資者を模索していました。JOINUSは2月5日、日本からの出資について同社と協議しました

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 マハーラーシュトラ州プネー市に拠点を構える臨床試験会社と面談、同社は癌新薬の臨床試験を進めていました。臨床試験は第2フェーズを終了し、期待を上回る成果を出しています。今後は多様な人種に対する効果を見極める第3フェーズに進む予定で、その開始に向けて出資者を模索中でした。JOINUSは同社からの協力要請を受け、日本からの出資の可能性について複数のアイディアを提示しました。今後はそれらの可能性について調査を行っていきます。薬の開発には長い年月を要するものですが、この新薬が少しでも世界中の癌患者の助けになるように、社会貢献型案件としてJOINUSは同社と寄り添い協業していきたいと考えています。

 同社は製薬およびバイオテクノロジー分野で費用対効果の高い優位性を維持したエンドツーエンドのサービスを提供し、製薬会社の戦略的パートナーとして、世界中の臨床用品のニーズに応えています。臨床用品業界でほぼ50年以上の実務経験を持つ経験豊富な専門家によって運営されている企業です。
 

この事業にご関心がある投資家がいらっしゃいましたらご説明に伺います。

インドのインフラ開発に日本企業を紡いでいきます

 急激に発展するインドでは、その経済的発展にインフラ整備が追従していません。建設コンサルを営む会社と協業を協議、JOINUSは2月5日、日本企業のプロジェクト参画サポートをお約束しました。

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 同社の常務取締役・役員2名と面談、建設コンサルタントとして計画段階から構造物引き渡しまでのエンドトゥエンドでサービスを提供し、インド国内において土木工事、建築工事ではオフィスビルから病院、工場建築など業種・業態を問わず、幅広いノウハウを持つ同社のこれまでの実績についてご紹介を受けました。
 インドのインフラ整備を促進するために、現在同社はリゾート開発プロジェクト、総合病院建築プロジェクト、河岸改修、水質改善プロジェクトを企画しており、これらプロジェクトへの日本企業の参画もしくは出資を模索しています。リゾート開発プロジェクトにおいては、日本のみならずインド国外の事例に基づいた設計支援についてご相談を受けました。インドの発展に貢献すべくJOINUSは同社への継続的なサポートをお約束しました。

 同社はインドマハーラーシュトラ州プネー市に拠点を置き、インド全土に渡りサービスを展開する建設コンサルタント会社です。プロジェクト管理、設計、建設、コスト管理、プロジェクト監査など、エンドツーエンドでプロジェクトサイクルを管理しています。また社員への教育に力を入れており、これが、多種多様な構造物の建築の専門家集団を構成し、顧客が満足するサービスを展開しています。

日本におけるAPIエコノミーの発展を紡いでいきます

2月4日、インドで“API HUB”を展開するシステム会社と協業を協議、JOINUSは日本企業への展開をお約束しました

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 同社創業者及び同社アドバイザーで、インド民間銀行最大手のICICI銀行でバンカーを歴任した方と面談、企業のDXを加速できる同社の製品のご紹介を受けました。APIは汎用的なツールとして活用されるようになってきましたが、日本ではまだまだ成長過程だと思います。同社の製品“API HUB”の活用は短期間で安価にAPIの活用の機会を提供してくれます。JOINUSは同社との協業をお約束いたしました。業界問わず導入が可能で、顧客の要望により多言語対応が可能です。アプリとしては非常に柔軟性を持っており、運用するために大規模なチームを設置する必要がなく、OPEXの最小化に貢献してくれます。

 同社は2017年にインドマハーラーシュトラ州プネー市で創業、企業内の各種データを突合精査するソフト“Reconciliation”、異なる言語、構成で作成されAPIなどで供給されるサービスを統合管理する“API HUB”を2021年よりインド国内で展開し、広くアジアへの事業拡大を準備中です。ルール・業務フローに合わせて構成可能です。導入期間は短く、要件規模に合わせて数週間〜数ヵ月内に実装可能です。
インドの大型銀行または金融機関(保険)の採用実績があり、そこでは秒あたりのトランザクションが数百万単位になっています。

インドでのカーボンクレジット創出を紡いでいきます。

インドの西部に位置するマハーラーシュトラ州ではインド国内で汎用される簡易な移動手段の”トゥクトゥク”(客席付き3輪バイク)の電動化を計画中、このプロジェクトはインドで排出されるCO2の削減に資するもので、JOINUSは関係者より参画の打診を受けました。

 マハーラーシュトラ州プネー市においては15万台のトゥクトゥクが稼働しており、同州はカーボンクレジット創出のため、稼働するトゥクトゥクの50%を電動化することを計画しています。これに対してJOINUSはこのプロジェクトの関係者2名と面談、リチウムイオン電池、バッテリーチャージャーの納入のサポート要請を受けました。
 また、将来に向けてCO2削減をより促進できるリチウムイオン電池を利用したEVに代わる対応についてのプロジェクトにも、JOINUSは貢献していきます。

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